Ultimate vs supremacY
乱
ミサイルの嵐が鳴り止んだ夏に
生まれた希望の光
悲しいから歌うよ 淋しいから叫ぶよ
歪な道から抜け出し
二つの愛の言葉
白い翼
空の見えない曇る星
暗闇が眩しすぎる白い鳥
小さな翼広げアスファルトに躓き
ビルの森でタバコをつついた
今は汚れた顔 水たまりに映し
自由な雲に愛想笑い
やさしさとやらしさの街の中で僕らは
常識という非常識に飼いならされてきた
でも「明日の記憶も忘れた」と大声で囁いていたいよ
美しい籠の水よりも
濁りゆく黒い海を汗に変えて
悩みの傷跡と争いの傷跡が勲章
痛みの裏側に快感があるはず
今空の見えない曇る星
暗闇が眩しすぎる白い鳥
子供でいるわけにはいかない
いつまでも夢見る少年でいたい
白い鳥…
わずかな勇気で風をほどいた
白い鳥…
そしてあてのない雲へ空へ海へと羽ばたく
アルコールポップ
毎日同じセンターライン辿って
白衣を着て歩き出す
飽きるほどのロックバンド
ハンドルにリズム刻んで帰る
心弾む事ない やるべき事もないまま
今日もまた彼女といがみあって
涙で君に頼るだけ
濡れたその冷えたその体が連れてく
僕を喜びに
渇くほど涙の日全て忘れられてく
消えてゆく
僕のためにも君と明日へ続く
「もう電話しない」なんてイジはって
ずっとコール待つけど
期待通りにはいかない だから車を出す
君が通り抜ける胸の熱さ忘れない
辛い時を全て流した昨日を思い
少しアクセル踏む
透明で溢れそうな
レモンの辛い水に浮気もして
いつまでもゆらゆらと友と笑顔で
そして繰り返す
asahiを見たら眠ろう靴履いたまま
いつもオブジェになっているけど
たまには眠れぬ夜もあるから…
濡れたその冷えたその体が連れてく
僕を喜びに
いつまでもゆらゆらと友と笑顔で
そして繰り返す
asahiを見たら眠ろう靴履いたまま
そして夢のツヅキ…
雨
俯いたままの 君のそのわけを
夕暮れの電話から声でわかった
もう少しでその唇から『さよなら』が
愛という窮屈を押し上げて溢れる
素直すぎて顔で嘘を隠せない君は
同じ話を繰り返す
沈黙が怖い落ち着かない僕は
つまらない同じ話を繰り返す
思い出話はやめるよ 泣かないで
君への歌 頭の中流れ続けたまま
『さよなら…』
雨の中今すぐ彼の元へ早く
笑顔でいられる心がとける前に
僕の中の君が弾けるのは今日まで
やわらかな細い肩
かすかでも捕まえる前に
雨の中今すぐ彼の元へ早く
笑顔でいられる心がとける前に
僕の中の君が弾けるのは今日まで
やわらかな細い肩
かすかでもにじみ行く前に
赤い欲望
最後の車輪も退いて静かに更けゆくMidnight
ネオンの光彩だけがグラスの道連れサ
あの夜おまえが踊って見せた 激しくも赤い情熱
今もこの胸かき乱すのは 知ってか知らずか
今宵も独り探した 闇の中響く声
寂れた路上の片隅 地下へと続くレール
二人を熱く燃えさせるアルコールポップタンゴブルース
あの夜おまえと奏でたLove Storm
溶けて溶けあい…堕ち
今もこの胸鳴りやまぬMelody
嫉妬の海へと
今宵も独り探した 闇の中赤い情熱
あの夜の情熱
我儘
夢を語って幸せを服で描いた
でもあなたとの夢は汚れて破れた
別れが突然で 進まなきゃならないのに
でも気持ちは立ち止まってる
背を向けて
抱き合ったあの日々は静かに凍り始め
さよならで二つに割られた
みんな言うけど
平凡でかけがえのない物は壊れて失ってから気付くね
すぐねだる私だけれど もう何もいらないの
あなた忘れる薬たち以外は
きっと忘れてみせる
涙まだ止まらないけど
いつも交わした私との約束を あなた忘れたように
部屋に残る
まだ過去の香りが…
きっと忘れてみせる
涙まだ止まらないけど
いつも交わした私との約束を あなた忘れたように
それでもダメな時は
恋人だった日のあなたを想い出すけど笑って許して
最後のわがままにするから
するから…
旅のはじまり
目が覚めたら一人寂しくて
陽射たちが苦しいような朝もあった
だけど偶然という奇跡で二人は出会い
奇跡という必然に結ばれた
枕一つで二人ふれあって
暗く狭く窮屈な夜もあった
今は平気な顔の泣きそうなその孤独を
そっと隠すことはない
これからは
長く続いていく道で 遠く広がる未来で
慣れすぎぬように照れすぎぬように
目を閉じ幸せあたためて
今あいさつのようにぬくもり感じている
赤くして触れた君の手よみがえる
悲しみ、せつなさの迷路で遠回りしたけど
長く続いていく道で 遠く広がる未来で
迷わぬように待たせぬように 幸せつかんで
長く続いていく道で 遠く広がる未来で
夢はきっと同じはずだから
素敵な旅が始まる